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触れない指先
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作詞 ルリ |
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君と離れ離れになる時 僕はサヨナラも言えなかったね
ただ君が僕から離れていくのを 小さく笑って見送った
どうか幸せになれるように、と・・・
君は知る由もないけどね
恨まれても構わないよ それで君が傷付かないなら
これ程までに君を想っていることが どうかバレることないように
君に笑われたくないんだよ
僕の目の届くところに君は居て けれど距離がありすぎて
近づくことは出来ないクセに 離れることは出来るんだ
でも側に居たい 離れたくない
こんな想い僕のじゃないよ
君が遠くで笑う声が 僕の鼓膜に響いて伝える
もう君が側に居ないってこと
幸せになれる証拠だね
君は僕が嫌いなんでしょ? こうして僕を生かしているから
その手で呼吸を止めてくれたなら 僕は報われていたはずなんだ
だって最期に君が見れるから
僕の手が触れる距離に君は居て けれど隙間が埋らない
嫌いだなんて嘘はつけるけど 好きだって本当は言えないよ
君の側に居たい その手に触れたい
こんな僕を笑うんでしょう?
君の為なら 全てを投げ出せるなんて信じていた
君が笑うための嘘なんて 僕らを引き裂くだけなのに
君が振り返らなくてよかった もう嘘を吐く自信はないから
それに君には笑ってて欲しい 泣かせたい訳じゃないからね
君は僕に笑顔を向けたね だけど距離がありすぎて
微笑むことは出来るけど あんまし上手に笑えない
僕のすぐ側に君が居ても 距離が無くなる訳ではないから
それでも君が笑ったこと もうそれだけで十分だよ
忘れたいけど 忘れたくない
それが僕の涙の理由
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