|
|
|
触れたら 壊れて
|
作詞 ルリ |
|
君に笑い掛けてみても 君の目に僕は映っていない
その目が捉えるものはいつも 僕ではない他の誰かさん
それでも側に居られることが この上ない幸せなんて
惨めでなんて悲惨な僕
いつか君の目に僕が映りますように
こんな簡単なことを僕は願い続ける
僕の思いはまるで水が溢れるように膨れていき
口をついて零れる
ただ一言 好きだと言っただけ
君の瞳は黒いまま 中に僕は映らない
数えきれない告白も
君には取るに足らないモノで
思い知らされるたびに僕はまた 君を見上げてしまうんだ
もし君が僕に向かって微笑んだとしたならば
きっと僕は
君の目を見れないんだろう
僕ではないほかの誰かを見つめる君 そんな君を見つめる時が
この上ない幸福なんて
なんて哀れで悲しい僕
どうか君の目に僕が映りませんように
こんな簡単な願いを僕は祈り続ける
僕の想いは逆で 地が日照るように消えていき
心の中で呟く ただ一言嫌いでいて、と
僕の心は空のまま 中に君は入れない
数え切れない告白に君が絆されてしまわないよう
願い続けながらも僕は また君を見つめてしまうんだ
君に笑い掛けてみても 君の目に僕は映っていない
僕ではないほかの誰かさんを見つめる君
それでも側に居られることが この上ない幸せなんて
悲劇でなんて喜劇的
僕の好きな君は決して 僕を見ない君なんだ
君が僕を見つめたとき 僕は何を思うのかな
君のその黒い瞳と 僕の空の軽い心
触れる時は来ないんだ
僕の気持ちは君のまま だけど君は入れない
暗記できた告白に君が絆される日が来たならば
僕は君をもう見れない そして君は僕を見る
触れたと思えば すぐに壊れて
なんて拙い僕の気持ち
|
|
|