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本物的偽物
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作詞 ルリ |
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必要とされない僕は不良品?
遠くに見える彼らのようには成れないの?
理想は人に望まれること
秤にかけられて僕は1人蚊帳の外
ここはひどく寒いから
輪に入りたくなるのかな?
いったい僕は誰なんだろう?
僕は一人で考えるんだ
暗くて狭い箱庭で
早くここから出て行きたいけど
一人でいることには変わりない
とっくの昔に気付いてた
理想は理想でしかないことなんて
人と比べたならそりゃあ粗悪品
遠くにいる彼らのようには成れないよ
理由なんて求めてないんだ
早くここから出て行きたいよ
寂しい、なんてもうわからない
無理やり一人で笑うことにも
いったい何の意味があるの?
僕はいったい誰なんだろう?
暗くてひどく寒い箱庭
吐く息は白くなっていく
サナギのままで生きてるみたい
無理して蝶に成ろうともがいて
いつになったら飛べるのかな?
外には何が広がるの?
バカみたいにそればっかりで
偽物でしかない僕は
いつも同じことを考えるんだ
天の神様に届くように、と
月日がいくら流れても
手を握ってくれる人はいなくって
いつかをどれだけ待ったんだろう?
永遠にも感じる時間
ただそう感じただけだけど
来年は幸せになれますように
涙で目が赤く染まった
必要とされないだけで不良品?
遠くにいる彼らは僕と違うから
理想はいつか蝶になること
早く名前を呼んで欲しいな
次ぎ願うので何回目だろ
楽園はまだ遠いまま
いつかはいつか来てくれるかな?
僕は一人で生きている
暗くて悲しい箱庭で
早く蝶々になりたいけれど
どれだけ足掻きもがいたって僕は
植木にくっついたサナギのままで
虐げられて捨てられるだけ
庭園に行くための羽が欲しいけど
必要とされない僕は気付いた
飛び立つ羽は生えてこない
理想と現実は別物なんだ
流した涙は地に落ちた
望みは理想を現実に
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