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Desire that doesn't reach
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作詞 静香 |
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初めて会ったとき 一目であなたの虜になった。
さりげなく光るあなたに 私は目が逸らせなくなってしまった。
そう、あなたは何も知らなくて。
私があなたにそんな想いを抱いてるなんて 夢にも思っていないでしょ?
それでもいい。ずっと自分に言い聞かせてる。
頭の中で妄想だけして動けない自分。
そんなの虚しすぎるでしょ?
それなのに 私は今あなたにどうしようもなく逢いたいの。
いつもみんなに向けて無邪気に笑っているその姿に
あなたの行動一つ一つに
愛しさと切なさを感じている人がいることを
あなたは知らないのです。
当たり前のはずなのに 時々たまらなくそれが悔しくなってしまう。
毎朝起きるとき いつも最初に考えるのはあなたのこと。
今日はあなたに逢えるかなって 期待と不安でいっぱいになる。
ねえ、あなたに気づいてほしいの。
自分から言えないくせに 伝わってたらいいなんておかしいでしょ?
わかってるの。ずっと諦めてきたことだから。
逢えたことが何より嬉しいのに どこか喜びきれなくて。
ずっと前から私は幸せを諦めてきたでしょう?
それなのに もっと一緒にいたいと心が欲張ってしまうの。
いつも何事もなかったかのように優しいその声を
あなたの言葉一つ一つを
何があっても失いたくないと想い続けている人がいることを
あなたは知らないのです。
知られてはいけないはずなのに 時々たまらなくそれを伝えたくなってしまう。
許されないことだってわかっている。
それでも止まることを知らない想いは
憧れをとっくに超えてしまっていたのに。
想い続けることが何より辛く苦しくても 私は想い続けていく。
なにも出来ない弱い私が出来るのは それぐらいだから。
本当に幸せにはなれなくても 小さな幸せを感じていたいから…。
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