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己ノ秘境遮ル光
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作詞 畢留 |
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窓辺に横たわるそれは光を失い。
黒く脆い翅は形を無くし。
歪に重なり深く沈み赤に染まる。
「欲望」と「嘘」で出来た世界。
混ざり合うことの無い色に囚われ。
己を失い枯れ腐る。
それでも光を追い続け最果ての地へ。
花は咲けぬまま 時間の中を彷徨い続け
この手に掴めぬモノを探し求める
無くして初めて大切さに気付き
悲哀と共に散りゆく
何もかも捨てこの世に居続けた。
何時自分が赤に染まるのか 震えが止まらない。
過去の己に未来は無い。
それでも恐怖と快楽に溺れ続け。
花は咲けぬまま 時間の中を彷徨い続け
この手に掴めぬモノを捜し求める
亡くして初めて大切さに気付き
悲哀と共に散りゆく
何時かまた あの光に出会えるよう
新たに芽生え 開眼を・・・
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