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失
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作詞 ココろう |
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変わり果てた町にやってきた
十年ちょっとで こんなにも変わるもんなのか
茶色い葉っぱを拾ってみた
この手で握り潰してやる 涙が流れてきた
顔に吹かれる風が
温かくて少しがっかりした
僕はここから始まったのか
ウソに思えてきた
もう あの場所を見れない
日が過ぎるのはちょっと残酷で
もう あの時に戻れない
親の反対をすぐ無視して
出て行った僕が悔しくて
さようなら 母よ僕は行くよ
どうしてもやりたいことがあるんだ
電車に乗って町を出てきた
どうしてもやらなくちゃいけないことがあるんだ
空に放たれる煙が
黒くて少し哀しくて
息を大きく吸い込んで
涙をこらえた
自分のしてたことは 一体なんだったんだ
もう あの場所を見たくない
掴み損ねた夢のカケラも涙で見れない
親の気持ちをわからずに出て行った僕
さぁ どうすりゃいいんだい
夕焼けに微笑んで 母よ 父よ 神よ
もう一度見渡して 死んでいる町に微笑んだ
「変えちゃったのは 汚しちゃったのは 僕のせいだ
夢を目の前にして逃げた」
「変わったのは 汚れたのは 僕の方だ
次こそそれを掴んでやる」
明日に目を向ける
「僕がかえてやる」
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