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ifの獣
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作詞 天河 継深 |
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遭遇する全ては 夢の奥
辛辣な言葉は 真の歪み
影に爪弾く 姿見は 水のよう
在り方違い 漆黒の 闇のなか
心 繋げる事も 叶わず
体 重ねる事を 厭わず
今・・・私を侵し、弱らせ、鈍らせる
錯覚を垣間見る街で 独り
獣の臭いに愛が咽る
虚構に酔い 嘘を嘲る
真実は 苦しさの輪廻
邂逅する全ては 夢の園
現実の言葉は 穢れし己
鬱に仇名し 鳴風の 光となり
腑の底堪る 戒律の 棺のなか
死は廻り 生を育み 私は腐る
血は巡り 肉を蝕み 私は孵る
心 妨げるモノ 華やぐ
体 嘯けるモノ 安らぐ
今・・・私を喰らい、歪ませ、脅かす
人として脆弱な私は 成す事に惑い
『if』だけを未熟な心は 成すモノを憂う
そう・・・私は・・・、私は・・・
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