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まぼろし
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作詞 しるふ |
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やわらかな風が髪をなでた
振り返るとそこにあったのは
並んで歩いた頃の残像
なにもできずにただ目を逸らす
今でもまだ追いかけてくる
あなたのまぼろし
消えてほしくて
消えないでほしくて
こころは今日も闇夜を惑う
何してるかなって思っても
答えなんか知る術もなくて
いつの間にか俯いてた目は
静かに雨にくれていくだけ
今でもまだ追いかけてるよ
あなたのまぼろし
触れていたくて
触れる術もなくて
細い手はただ空を切るだけ
一緒にはしゃいだこの街の中
今でもわたしは埋もれて
この胸に一人傷を抱えて
残った記憶に戸惑うだけ
今でもまだ追いかけたいよ
あなたのまなざし
見つめてたくて
見つめててほしくて
どうしようもなくあがいているよ
やわらかな風が髪をなでる
まぼろしだけを流さないまま
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