|
 |
|
卒業式
|
作詞 おーみ |
|
もう、諦めたって自分に言い聞かせてた。
弱くなる心、誤魔化すために。
今日が君に向き合える最後だって、分かってた。
でも、久しぶりに会った緊張と、二度とないこの瞬間への恐さに
押しつぶされそうで、上手く目が見れなかった。
戸惑う心、隠したくて、バカみたいに、はしゃいでみせた。
時間がいくらすぎても、距離は縮まらなくて、
ただもがいて、おぼれちゃいそう。
どうしても伝えたかった想い。
どうしても伝えられなかった言葉。
一人になって、やっと気づく、強がってた自分。
一人になって、やっと溢れた、我慢してた涙。
涙で知った、大切さ。
涙でこぼれた、愛おしさ。
涙でつながる、途切れた切なさ。
子供みたいに、欲しいものを手に入れるために、泣きわめけたら、
どんなに幸せだろう。
大人みたいに、「大人だから」と冷静に割り切れたら、
どんなに楽だろう。
子供にも大人にもなれなかった、
卒業式
|
|
|