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記憶
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作詞 ヨウ |
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無造作に重なって 埃をかぶっている
押入れのダンボール 見つけた古い写真
破れ 色あせて 見覚えのある顔がゆがむ
僕ともう一人 映っているのは
遠い昔 子供の頃
誰より大切に想っていた あの人だった
最初で最後の恋
一人きりの 部屋の中で
ずっとその写真を眺めている 懐かしい人・・・
昨日のことのように 思い出す
僕が住んでた家には 他の人が住んでいる
君の住んでた家も 別な表札になって
時代の流れとともに この街も装いを変えた
帰ってきた僕を 戸惑わせるように
遠い昔 子供の頃
二人 よく歩いた 細い道は もうなくなって
アスファルトの道路に
変わり果てた 街の中で
変わらぬ思い出を 記憶の中 懐かしく想う
静かに目を閉じれば あの日のまま・・・
とまらぬ時だけが 過ぎ去っていく
変わらぬ僕だけを 取り残して
今でも浮かぶ君は いつも
僕に微笑をかけてくれる
あのやさしい笑顔でずっと・・・
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