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砂時計
作詞 紅楼姫
あなたが最期に目にした物は
一体何だったのですか
あの時羽ばたいていた鳥は
今 何処にいるのですか

漆黒の影は
幼かったわたしを捕えては
静かに包み込みました

二人で見守ったあの光は
今も水底に沈んだまま
淡く輝いています
そして時が来るまで
深い眠りにつくのでしょう

わたしは今日も
夢を見るのでしょうか

私が最後に告げた言葉を
ちゃんと覚えているでしょうか
あの日咲き乱れていた花は
今もまだ咲いていますか

金襴の光は
独りぼっちのわたしに近づいては
眩しく包み込みました

語り継がれる物語は
時の針が止まったまま
風に靡(なび)いています
そして時が来るまで
優しく微笑むのでしょう

だから決して
諦めたくないのです

二人で走ったあの道は
今も雨でぬかるんだまま
全てを柔らかく包んでいます
そしてわたしたちを
暖かく見守るのでしょう

あなたはきっと
幸せだったのでしょう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 砂時計
公開日 2009/01/21
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 本日2回目。
カテゴリを恋愛にするかしないかでものすごく悩みました。
敬語の歌詞ってのもなかなかよくないですか?
紅楼姫さんの情報













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