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ちんとんしゃん
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作詞 紅楼姫 |
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烏が鳴いたら雨が降って、蛙が鳴いたら日が暮れる。
鶏鳴いたら月が昇り、蟋蟀(こおろぎ)鳴いたら日が昇る。
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん
心の内に潜む黒き獣が 私を睨み爪を光らせ飛び掛る。
あなたのその手で癒しておくれ 震えるほどに硬直した私を。
意味もないままどこかへ消えた 懐かしき
影が私を重く包み込む。
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん...
雨が降ったら日が変わり、雲が過ぎたら月が変わる。
風が吹いたら季節が変わり、雪が降ったら年が明く。
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん
何時か夢見たあの美しき日々を愛してやまぬ ほのかな香りに誘われて。
蛇の目を差して歩いた道を 今また進む 進んで止まる。
庭の紫陽花を見据えていた 麗しき
地につく長い髪を結って。
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん
ちんとんしゃん...
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