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ビッグクランチ
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作詞 K |
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僕の前に現れることのない誰かが 時を刻み始めたんだ
僕の生まれるずっとずっと前に
始まりを誰も知らないのに そんなのはアタリマエで
終わる時を知る人も居ないね
アタリマエをそのままにしておきたくて 僕は時計を止めた
それでも過ぎていく時間を 涙こらえて感じるしかなかった
「僕を最後まで愛してくれたあなたを
僕も最後まで想えていたなら こんな嘘をつかなかっただろう
『心から思いやっている』 なんて...
本当にあなたを想えていたなら あなたのそばに居れるはず」
ボクハボクヲマモリタカッタダケ...
僕が築いてきた僕の心は いつも変わらず弱いままだった
傷跡を見るたび そんなことで君を思いだす
「思い出」にできないままに
誰のモノでもなかった「時間」を 僕らのモノにしたくて
人は「朝」を始まりとしたんだろう
誰のモノでもなかった「時間」を 「大切」だと思えるよう
人は「夜」をつくったんだろう
夜を迎えたとき 朝を「大切」に思えたよ 「ありがとう」
どうかもう泣かないで... 暗い夜を過ごしたときほど 朝日が眩しいから
僕は「僕のため」だけに生きられない 弱い人間さ
「君のため」は「僕のため」
君をそんな言い訳にしてしまう 弱い人間さ
遠回りだけど 最後は「僕のため」
僕は生きる理由を見つけられたよ...
僕らが築いてきた心を いつか忘れてしまうときがきたら
どうかそれを微笑んで... 「思い出」になれたから
「思い出」にできたから
僕が僕を抱えきれなくなった時 君が君を抱えきれなくなった時
ふたりの時間はどこかへ集まっていく
アタリマエをそのままにしておきたくて もう一度時計を止めた
どうやっても「時」は止まらない 僕らは生きているから
さみしさに温もりを求め 満たされたときに忘れてる
始まったことが日常になって 居なくなったアタリマエをまた求める
それぞれの鞄を背負って歩き出す
「思い出」の中の優しさを 「希望」の中の幸せを
何よりも「今」の中にある大切を
いっぱいいっぱい詰め込んで
君は今 元気にしてるかな...
僕らが築いてきた心を いつか忘れてしまうときがきたら
どうかそれを微笑んで... この「時」が止まる前に
「思い出」にできたから
この「時」が終わる前に 「思い出」にできたから
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