|
|
|
world end week
|
作詞 タト |
|
何気ない落書きが妙に好きになって腹を抱えて笑ってた
落ち着いた頃に見上げた空は澄んでいた
「世界が終わります」世界中が同じ話題で包まれた
どうやら後一週間らしい
ある手は全て使い尽くして後一週間らしい
自覚した、外でどの店も賑わっている
お金は取らないらしいからすぐにガラリとなる
あまりに焦る姿が可笑しかったのか笑う者もいる
馬鹿馬鹿しくなって落書きをした
いつまでも止めなかった止めると不安になりそうで
これほど明日が来ないで欲しいと思ったことは無い
これほど明日がいつまでも来て欲しいと願った事は無い
何気ない日々が確実にひび割れていく
奪われていく 後何日だ?
3日過ぎて可笑しな落書きが束になってた
いつか誰かが聞いたような「もし世界の終わる日に何をする?」
実際そうなってしまうと何も出来なくなったよ
尋常じゃない逃避感だけが残ったよ
どうかお願いします世界最後の日には笑っていたい
これほどこの世界に生する事を悔やんだ事は無い
これほど知らなければ楽しく生けたろう事は無い
どうせ聞いても聞かなくても良かったんだ
落書きできて楽な世界なら 後二日
割と穏やかな風が吹いた どうやら最後の日のようだ
落書きは山になっていた 不安は無いようだ
もう一度初めに戻ってあの絵を見た
やはり可笑しくて・・・
これほど明日が見たいと思ったことは無い
これほど今この瞬間が続け、と願った事は無い
これほど世界の終わりが呆気ないものだとは思わなかった
これほど涙がでるほど笑ったことは無かった
涙が出るほど何かが溢れていた
清清しいよ心地がいいよ
あぁここはもうそんな場所なんだね
すべて終わったんだね でも笑えた
|
|
|