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履きつぶしたスニーカー
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作詞 竹村由規 |
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どんな時を一緒に生きれば解り合えるの?
どんな夢をみたら君と僕は永遠になれるの?
待ちぼうけを食らった
二人の未来(あす)にさえ・・・
ちぎれてゆく絆は雲のように淡い染みになる
他人(ひと)より回り道をしてきた分
元いた場所に戻るのも楽じゃないね 前にも後ろにも行けない
小さな子供のように
何をしたいのか
何をしていいのかわからずに泣いて暮れる坂道
履きつぶしたやさしさの代わりになるもの
靴を買うようには見つからない
小さくなってゆく記憶の息吹が
胸を曇らせている
小さな子供のように
無邪気に笑える
日々を僕は今、見つけたよ 少し遠いけれども
履きなれた安らぎにいつまでも
必死にすがっていたら
やがて来る新品の幸福だって
色褪せてしまうから
履きつぶした思い出を洗っていても
汚れた水しか出ないけど
諦められる余裕が少しだけれど
僕の胸で生まれた
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