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晩秋
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作詞 竹村由規 |
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雨に染まるホーム 黒い背中行きかう
ねずみ色の雲は東へと走ってゆく
金木犀の花は今にも落ちそうで
枯れる前の美しさは本物だよね?
「始発で来ればゆっくり出来た」と
哀しげに言ったあの日の君が恋しい
煙った町に音なく降った晩秋告げる露時雨
雨模様だと暗くなるのが早すぎる
今日はいつも見える宵の明星が見えない
レールの継ぎ目ごとに心が揺さぶられる
君の街は段々と遠くなるばかり・・・
1時間前 ラッシュのホームで
音にならない“さよなら”を君は瞳でいった
曇ったガラス必死に拭いた 君の姿が見えなくなるまで・・
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