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鼻歌
作詞 竹村由規
鼻歌交じりの歩道は満月の薄明かりに満ちてた

こういう時にご機嫌を演じる自分が嫌になってしまう
 素直じゃなくて。あの時も本当は引き留めたかった
 君の腕さえも掴めなかった

今だってほらこの寒ささえも
温めるのはカイロで十分とか言ってるし
淋しいくせに 泣きたいくせに
今夜も一人通りに響く鼻歌がなんか
余計に凍えさす僕の心を

たまの休みにする事があまりなかった自分が悲しくて
撮りためたバラエティとドラマを一日かけて見ていたら
 笑いのツボや泣き所が微妙に違っていた君を
 無性に思い出してしまった

今だってほら好きなテレビ見れるって
チャンネル権が自由になってよかったとか言ってるし
悲しいくせに 悔しいくせに
今夜も一人夕飯作りながらの鼻歌がとても
これからの毎日を孤独にさせる

少し気付いてた君の気持ちにまだ迷いが残っていた事を
今更言っても手遅れだね

今だってほら君を感じてた 部屋の隅々に思い出が転がっている
今だってほら一人が辛いって泣き言が自然に出てしまった
「自分らしくない」また強がるけどなんでだろう?
今日に限って涙声の鼻歌が告げる
一人になってちょうど“一か月”になるんだね

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 鼻歌
公開日 2008/11/17
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
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