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朝だった
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作詞 竹村由規 |
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ずぶ濡れの心を乾かせるほど
僕のドライヤーのワット数は大きくない
湿り気たっぷり 引きずり女も笑うだろう
くよくよ一人で写真を見れば
なんて幸せそうな二人
現実が嫌で想い出に浸る毎日
退屈しのぎにゲームをしよう
二つコントローラー一人のプレイヤー
思いっきり泣き叫んだって こんな日々を悔しがったって
どうにもならない事はどうにもならない
涙で霞む画面はすぐにゲームオーバー
せめて料理の作り方でも教わっておけばよかった
あれから毎日コンビニ弁当やカップ麺
部屋はもうゴミ屋敷
片付けなきゃヤバイ さっさと捨てよう
想い出を飾ってたって 言い訳を並べていたって
ラララライ”覆水盆に返らず”
涙目にしみる太陽。夜はもう明けて朝だった
思いっきり泣き叫んだって こんな日々を悔しがったって
どうにもならない事はどうにもならない
涙目で呟く部屋にもう光が射してた
四の五の言っていたって いつまでもグズグズしてたって
どうにもならない事はどうにもならない
涙目に映る街はすっかり綺麗に朝だった
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