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夕立
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作詞 竹村由規 |
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夕立に遭った町の空気の匂い
吸い込んで歩く坂道
涼しく変わった南風に
膨らんだ二人の制服
きっと沈黙が恐いと思うのは
一歩手前でドギマギしてる恋心があるから
まだ名前を呼び捨てに出来ない二人を
冷やかすように眩しい黄昏が染める
そっと手を握ろうとしてる僕の手が
震えている事は知らない振りをしててね
まだプロローグにしか過ぎない二人の
物語から始まる本当の愛が
夕立に煙る慣れた抜け道に
焼き付けられた二つ影法師
“今日は暑いから、腕は組めないね”
嘘が下手でゴメンね
もうじき変わるよ青い恋だって
夏の陽射で赤くなる
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