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Autumn
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作詞 竹村由規 |
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白い吐息(いき)が色を濁す
淡く色づき始めた木々の葉を
蒼く澄んだ池を滑る
落ち葉のボートや朱く染まった巻雲たちが
朽ちたベンチ 凍てつく風に
この身を晒して 去りゆく日々を慰めてる
人気のない駐車場に
車を止めて深まる秋を聴く
助手席には今も残る
くすんだジュースの染みが・・・
思い出さえ加害者へと変わってしまう月日が憎い
だけど君を消してくれる
それだけが唯一の救いだったのにどうして?
忘れたくて 悲しさなど
あの日の涙はもう乾いたはずなのに
今夜は寂しい・・
白い月が影ひそめる
青い舞台の主役を朝陽(ひ)に譲る
窓を埋める光る粒が
とても綺麗な早朝・・
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