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オレンジ色の夏
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作詞 竹村由規 |
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昼過ぎのバス 傷ついた窓
少し開けたら夏の匂いがむせかえるほど入ってきた
灼けたアスファルト 揺れる陽炎
遠くで立って手を振っている君が歪んで見えた
見せかけの愛などもういらない
今すぐアイツのもとへと走っていってくれたら・・
罵声を浴びせた最後の驟雨
ヒヤリと涼しい風が二人の路地を駆け抜けていった
決して忘れない だけど憎めない
右の笑窪が可愛く見えたあの日の君のことを
上げ底の気持ちなどもういらない
今すぐアイツの心の隙間でも埋めにいったら・・
一つずつバス停過ぎてゆくたび
夏の夕陽が空虚な胸を
オレンジに染めてゆく
オレンジに染めてゆく
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