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朝日は昇る
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作詞 ムメイ |
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月は滲み 揺れて光り
暗い街を 鈍く照らす
風は冷たく 僕にあたり
今日も夜が 寂しく映える
透き通る空に 星が濁る
全て涙の 所為だと知る
僕の腕で泣いた君の
ぬるい冷たさが未だ残る
明日の光も わからないまま
今日もきっと 夜は更ける
月は隠れ 空が泣いて
暗い街を 静かに濡らす
粒が僕の 頬にあたり
痛みをひどく 残して落ちる
本当はもっと 明るい灯り
胸の奥には 届かず消える
僕に抱かれ割れた君の
破片は刺さり未だ残る
街の明るさも わからないまま
今日もきっと 僕は眠る
眩しげな月が 空で揺れる
やがて滲み 暗く濁る
君の爪の 跡が痛み
全て僕の 所為だと知る
僕の上で果てた君の
姿が今も胸に残る
君の闇の 光になれない
僕は今日も 独りで眠る
僕の腕で君が泣いた
理由(ワケ)は僕の弱さだと知る
明日の光も 届かないまま
今日もきっと 朝日は昇る
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