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マテリアル
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作詞 ムメイ |
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足音を鳴らす時に出る音は
僕には確かな情報で
君が振り返り手を振って
僕を呼ぶのも確かな情報
手を握って抱擁したときに
君の鼓動が僕に伝わって
それが僕や君の確かな
確かな存在証明になるんだ
粒が集まって悲鳴を上げた
頭を抱えてそれを聞き取ろうとする
響く僕らの共鳴を響く僕だけの雑音が
すべての意味ごと消し去ってすべてを変えてしまうなら
狂う世界の常識と狂う僕だけの反発が
混ざり合って溶け込んでまた粒が悲鳴を上げる
目が血走った僕が手を振った
それは残酷でも情報で
少したじろぎ色を失った
君の顔もまた情報で
粒が集まり弾け飛んでいく
それを見ながら僕は逃げようとする
怖い世界の現実が怖いと叫ぶこの僕を
包んで暖めると微笑んで柔らかな声で唄っても
それは確かな情報で冷たいと言う情報で
僕の意味の全てを壊すような気がして
僕が悲鳴を上げる
目が真っ赤になっても悲鳴を聞き取ろうとする
そんな僕をそっと襲った
確かな情報確かな存在
手の柔らかさと暖かい鼓動
響く僕らの共鳴を響く僕だけの雑音が
すべての意味ごと消し去ってすべてを変えてしまうなら
響く僕だけの悲鳴を響く確かなその鼓動で
どうか受け止めてやくれないか
流れる確かな情報は流れる確かな存在で
すべての意味ごと僕を包んでしっかりわからせてくれるんだ
君の確かな微笑と僕の確かな微笑が
絡み合ってつながっていく粒となってつながっていく
絡み合って溶け込んでまた君と僕が共鳴をかわす
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