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蛾
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作詞 ムメイ |
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何千の灯りに混ざる 劣情の焔を探す
街灯に群れて その姿を確かめる
隔壁の事情も知らず 線上の命が動く
人込みに逃げて 混ざって隠れてはい終わり
自分の意味を知らず 受け止めるなんてもっとできず
ゆらり揺れる蛍光灯 惑い迷った果てに
輝き灯る白色光 自分が綺麗でいれる場所
数辺の図形に消える 天井の模様を辿る
街灯に燃えた 記憶を確かめ慰める
自分の意味を探す 手を振ったとして気付かれず
ぐらり落ちる禅問答 惑い迷ったままに
儚く灯る蛍光灯 自分もそいつでいれる場所
群れる夜光虫 光らない昆虫
光を探す 自分を騙し
輝くことも忘れた
嘘つくことにも慣れていた
ゆらり揺れる蛍光灯 惑い迷った果てに
輝き灯る白色光 「自分は綺麗」と騙す場所
ぐらり墜ちる禅問答 泣いて求めた後に
儚く消える蛍光灯 自分の光をまた探す
嗚呼 嗚呼
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