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ボク
作詞 かいかい
ふと空いたその隙間
心と臓のその間
突然に そう不意に
溢れ出た幾つもの糸

僕を動かすのはこのボクで
鏡に映ったそのボクで
あの糸この糸その糸と

 左手と右手に答えを乗せて
 天秤のように動かしては
 全てを成り行きに任して
 からっぽのボクがそこにいた
 抗う僕がここにいた

涙したその瞬間
0と1のその間
頬に注ぐ水の珠
心と臓に振るい咲く

ボクが僕じゃないと刺さる時
孤独が住み着くあの日々は
伸びる雨雲に覆われて

 右手からダイスを投げ飛ばせば
 あの硬いボクで割れるんだ
 裏を見せたそのふたつ達は
 成り行きを失わせた様
 頬の涙は色づいたよ

 左手のこぶしを広げてみたら
 過去の僕が意味を失くした
 この隙間を覗き込むのは
 微笑(わら)った心 と 波打つ臓
 明日の僕がそこにいた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ボク
公開日 2008/02/14
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 個性を出したい僕と、出さないボク。簡単に今の自分を崩せんけど、
きっかけだけは簡単だと思います。それは変わりたいって思うこと。難しいのは“変わる”を実行すること。
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