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そこのかど
作詞 かいかい
隅に隠れた残雪も
土を舐め
いつか無償の花弁も
角に咲く

家にこもった温度だけ
指が慣れ
急な散歩の興味には
少し効く

耳元に触れる風色で
りんりん鳴いた 猫の鈴
砂利道を歩く頭上には
ゆうゆう靡く 雲の端

 いつの間に経ったのか
 隠れたつもりは無いのにな
 盲目に映された
 一味変わった風景が
 縮んだ心に当たって溶けた

土が滲んだ水溜りが
映す今
いつか歪んだ景色でも
止まる今

走行で流す灰色は
しんしん積もる 排気ガス
砂利道を歩く姿には
素通りだけの 謎の中

 いつの間に溶けたのか
 知れたつもりはあったはず
 無色から騙された
 幾らも変わらぬ風景が
 笑った心を殴って散った

些細な視線が角度を変えた
花が映える今
裸眼に見えたふたつの世界
水が映す今

 いつの間に経ったのか
 隠れたつもりは無いのにな
 盲目に映された
 一味変わった風景が
 笑った心を殴って散った…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル そこのかど
公開日 2008/02/14
ジャンル その他
カテゴリ 社会問題
コメント テーマは環境問題。身近なところにも何か変わったものがある。
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