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誰が為に
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| 作詞 凛音 |
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「誰かのタメに生きたって
自分が損するだけじゃないか」
言うほうは楽かもしれない
言われるほうは哀しくなる
自分のタメに生きたいよ
誰かのタメに生きたくないよ
誰かを理由にするのはやだよ
生きる意味を偽りたくないよ
誰のタメにもならないことを
必死になってやっているのは
それが自分のタメになるから？
そう思っているだけだろう
誰のタメにもならなくていい
言ってしまえば正論になる
だけど違うと言いきれないよ
誰のタメに生きればいいの？
「何かのタメに死んだって
誰にも祝福されないだろう」
反論できそうにないけど
そういうことが正しくなる
誰かのタメに生きたいよ
自分のタメに生きたくないよ
自分を理由にするのは卑怯
生きる意味も偽りたくないよ
何のタメにもならないことを
放っておけないっていうのは
すこし残った良心のタメ？
その同情でそのいいのかな
何のタメにもならなくていい
誰が言っても正しく見える
だけどホントは聞き返したい
何のタメに生きればいいの？
そうやって納得させといて
あとは知らないふりをするのか
それは自分のタメじゃなくてさ
ただ勝手してるだけだろう
結局は誰もが考える
楽に生きぬく方法 それが
自分のタメに生きていくこと
僕のタメに生きればいいの？
本当は贅沢を言うなら
誰も苦しまない方法を
考えるのがいちばんいいよ
ただ楽をしてるだけなんだ
結局はこうしてもらいたい
“誰か”のタメを思ってほしい
“何か”のためを考えてほしい
そうして全部 繰り返したまま
自分のタメに生きればいいさ
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