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バンソーコー
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作詞 misa. |
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夢の中で見た優しい風が吹く草原で
僕は本当の自分を探した
彷徨うような僕の人生は決して完璧なものではなかった
悲しみの中で寂しさを抱えて愛に飢えていた
あなたを求めることで寂しさを埋め合わそうとした
だけど気づけなかった苦しんでいたことに
深めたものは愛じゃなくて傷を深めていた
言えなかった言葉は 伝えられなかった思いは 空だけがいつも見ていてくれていた
僕に人を愛する資格なんて ないと自分を責めて 大切なものを失った
明日を生きることに 勇気が持てずにいつもひとりを選んできた
そんな孤独に僕はいつも空を眺めて涙を潤していたんだ
光を遮るような内側の壁を作って
いつしか上手く生きようと誰か違う自分を演じるようになった
順調そうに見える毎日に満ち足りた関係
人と微妙な距離感を取る生活 そんな駆け引きに違う痛みを感じた
いくら作り笑いが上手くなっても生きた心地はしなかった
触れ合うことは 分かり合うことは 本音のぶつかり合いなのに
生きる意味が持てなくて いつも正解ばかり選んだ 僕は少し間違えていたね
偽って生きることに 心が擦り切れて 自分がわからなくなった
本当の意思なんてものは 涙の寸前に こぼれてゆくものなのに
いまの自分が 全てではないのに 未来からずっと逃げてきた
愛される理由がなくても 生きる意味がなくても 僕はここになんとか立っている
だから希望を叫ぼうよ いつかまた人を愛するために 僕らしくあるためにも 希望を叫ぼうよ
夢の中で見た優しい風が吹く草原で
傷だらけのあなたを迎えに行こう 自分らしい一輪の「花」を咲かせられるよう
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