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雪
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作詞 桜 |
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真っ白な 少なくともあたしよりは綺麗な
その心が羨ましかった 欲しかった
手に入れたいようで 入れたくない
最初から 自分には手に入れられないもの
それは何
欲張り? 無いものねだり?
でも欲しいよ本当はとても「欲しい」それだけ。
分からなくて
分からなくて
声すら失くした世界へ堕ちた
悲しいくらいメロディだけは綺麗だった
私を残してった それを選んだのは私
弱い私は今日も
成す術もなく ただ だるい冷め切った心に任せて
身悶えすることしかできないんだよ
冷え切ったこんな心が積もりゆくだけ
全部溶けて無くなれ「意味ない」
溶けてしまっても 無かったモノにはならなかった
頭の中の白いインク
私は欲しいクセに 欲しくない
だってなんだか
潔癖でいることが嫌い
堕ちて
得られるモノって何ですか
でもその方が美しい気がして
そんな堕落が美しい気がして
誰も私を見ないで
雪が溶けていくように
私の世界もいつかは綺麗に溶けてなくなるから
私の世界に誰も入って来ないでね 一人でいたい
もう眠って
明日には晴れていたとしても
別段この身には関係がないのです
これからの私が雪のように
ゆっくり綺麗に積もりますように
そして最後には
君が来てくれますように
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