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too sad to walk
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作詞 S-box |
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真っ白い朝が来て
いつもと変らぬ光が差し込む
自分に驚いて目が覚めた
顔は涙でくしゃくしゃだった
思い出が作る嫌な予感は
不思議にも当たるもので
だからと言って 憎しみを吐き出すことも
ぶつかって行くこともなく
悲しみに慣れたのかって?
冷めた顔して言うけれど
慣れたんじゃない
気がつかないフリをしているだけ
優しい顔して近づいて
優しい言葉をかけたよね
あれはただの好奇だったの?
もうやめて 寂しすぎる
たまに雨に包まれる夜
全てを覆い隠すかのような黒
傘の群集が行き来する街で
僕は一人歩いてた
タバコの匂いが染み付いて
濃くなるほどに また悲しくて
誰か、誰か…って
止めてくれる人を探してた
間違ってるかって?
思わない訳ないじゃない
本当は気付いてる
でも 自分じゃどうしようもないの
話さなくなったね
避けるようになったよね
誰が悪いとかそんなんじゃなく
なるようにしかならなかったの
見えない明日を信じるより
確実な現実が欲しい
貫くことを止めた想いに
言い訳しては また泣いた
一つの言葉を探してた
あの場所しかいらないと思えた
けど今は
何が正しいのかさえ もう分からない
光は白く 相変わらずな朝
景色は何も変らない
変ってしまったのは
僕の心くらいだね
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