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すこしずつ
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作詞 UCA |
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太陽に照らされた
暖かいはずの午後に
私は凍えてしまいそうだった
声を上げて泣きたいのに
想いは涙にすらなってくれない
あんなに泣いてばかりいた日もあったのに
恋の喜びを忘れられずに
偽りでもしがみついて
埋もれている私を
悲しいと思うでしょう
私も悲しい
どれだけ伸ばしても
小さな手は空を切って
どれだけ叫んでも
声は目の前で散っていく
たった一度でもいい
その腕が
私を決して離さないと
抱きしめてくれたら
その声が
私を愛していると
伝えてくれたら
どれだけ強く想っても
裏腹にあなたは遠く遠く
こんな気持ちになるために
二人が出会ったのなら
なんて美しい悲劇なのでしょう
嘘偽りのない強さが欲しい
あなたの優しい言葉に
折れてしまわないような
自分の心をまっすぐ見つめて
この足で歩き出せるような
恋の痛みを忘れられずに
見つめようともせず
逃げている私は
変われないんじゃなくて
変わろうとしていないだけ
届かなくたって
進むことを諦めなければ
いつか誰かが手を差し伸べて
がんばったねと
抱きしめれくれる
たった一歩でいい
ゆっくり歩き出して
少しずつでいい
自分を見つめなおして
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