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絆創膏
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作詞 モグキオコヒ |
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券売機では買えないほど 遠い遠い街へ君は行くよ
電車の扉が開く度 小さな君の手を離せないでいた
扉の向こうに浮かび消える 描きかけの二人の思い出
出会う「きっかけ」もまだ覚えてる 君が僕にくれた絆創膏
転んだすり傷は小さくとも あの時初めて踏み出せたよね
未来へと続く道に大きな 二人の一歩…。
届くはずもなかった君だけど 今はもう僕から離れないでいる
そんな二人を神様は 試すように少し悪戯をしたの
静かな空気を裂くように 終電が駅に走り込む
「さよなら」以外の言葉探しても 涙が全てを悲しく色付けた
体がどんなに離れていても 心はずっと君の傍にいる
だから寂しい時は目を閉じて 僕を感じて…。
電車の扉が開いたら 小さな君の手は離れていったよ…。
必死で線路沿いを走ったよ 涙をなびかせて笑いながら
手を振る君も叫んだけれど 風が消してく…。
あぁ
「絆を創る」と書く絆創膏 また転んだ僕に貼ってくれる
君はもうここにはいないけれど また会えるよね…
また貼ってよね…
君の絆創膏…。
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