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winter beach
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作詞 モグキオコヒ |
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暑い夏の日差しの中
「また来ようね」って 約束したあの日が
冬の冷たい木枯らしに 薄れかすれてしまわぬように
「海へ行こう」 なんて季節外れのお誘いに
「なんでまた」 そんな顔色一つ見せずに付いてきてくれた
君だけを連れて──
あの日より少し傾いた 夕日に染まる海を漂う
こんなに澄んだ空に こんなに広い海に
何を投げかけても 届かないような気がしたから
さざ波に紛れないように 潮風に消されないように
耳元でささやいた想いは…
やわらかな光の中
「まだここにいて」って 握ったあの手が
時の寂しい切なさに 薄れかすれてしまわぬように
「愛してる」 なんて時代遅れの台詞でも
今ならば 全ての想い一つ残らず響く気がして
何度も叫んだ──
あの日より少し傾いた 夕日に染まる海を漂う
こんなに澄んだ空に こんなに広い海に
何を投げかけても 届かないような気がしたから
さざ波に紛れないように 潮風に消されないように
耳元でささやいた想いは…
目を閉じるだけ ただそれだけで
貴方の隣にいるような気がする
それくらい心は寄り添って
手を握るだけ ただそれだけで
貴方が脈打つように伝わる
それくらい2人は寄り添って
あの日よりずっと輝いた 星空映す海を漂う
こんなに愛し君に こんなに好きな君に
何を投げかけたら 忘れないようにとどまれるの?
涙で溢れないように 悲しみを覚えないように
空に還そうとした想いは…
あの日より少し傾いた 夕日に染まる海を漂う
こんなに澄んだ空に こんなに広い海に
何を投げかけても 届かないような気がしたから
さざ波に紛れないように 潮風に消されないように
耳元でささやいた想いは…
今でも心(そこ)に
ありますか?
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