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溶けたろうそく
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作詞 はっか |
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あの頃の熱い想いを思い出しては
あなたの尊さを噛み締める
なぜ好きと言えなかったの
今ではうわ言のように呟けるのに
私の心に火を灯したまま
あなたは行ってしまった
きまぐれに僕の頬を優しく撫でていっては
冷たい雫を垂らしていく
それでも
振りかえりざまに笑みを残すから
僕の心はあなたでいっぱいになるんだ
もうすぐすべて溶けてなくなるから
この想いもあなたの笑顔も
もうあなたはここには戻ってこないのに
まだ火を灯してくれると期待してるの
私の心のろうそくは
今もあなたを待ち続けている
あなたが灯した頼りない小さな火は
ほんの少しのそよかぜで消えてしまいそうで
それでも
僕は大事に大事に抱きしめて
あなたが帰る時を待っていたんだ
このろうそくが二度と灯ることはないのに
大切に大切に…愛おしく守っていたいんだ
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