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GrillettoHolic〜felicita della ragazza〜
作詞　E-L-E
少女の小さな手は　紅を蒼い空に撒いて‥
これで終わりだと告ぐ　それでも空は変わらず蒼くて･･

冷たい風を詩う様に　リズムを刻む連続殺人犯
突き刺すような黒の瞳　それが天使との出会いだった

いつかは終わりを迎える→永遠や悲しみを捨て
運命を捻じ曲げる翼があるなら→全てから天使を守ろう･･

「生きる意味はあるの？」と問う　細い四肢がしなやかに伸び
黒い瞳が放つ殺意　P226を抱えた天使の演奏
「出来ることだけでいい」という　天使を守る従者の旋律
リズムを刻むは悪魔だろうか･･それともこの世界だろうか･･

「貴方の為に光を照らしたから･･･それを消すときは･･･」
男の目の前の少女はそれ以上を続けなかった。
そして、いつもどおりの黒を灯して･･･

ターゲットはいつも決まって　政治家や要人の類
化かしあい⇔騙しあいの上を　道化師の様に渡っていく

「人間だとは認めない！」　体裁を保つ為の嘘を―
塗り固めた漆喰を割り　裏では大喝采を浴びる･･

「人間なんて信じない。」　VP70を抱える天使が笑う
「名前も、親の顔も知らない。覚えてるのは人殺しだけ。」
「それでも、幸せだから。」と歪んだ世界に狂気を投げた
全てが黒に還ったとして　それでも空は蒼いのだろう・・・

いつもが仕事で　いつもがそうでない。二人が連続殺害犯ということを除き、
彼等の生活は他の人間と変わらない。それは、生も死も同じということ。

地に伏せ空が紅くとも　そこには蒼があるのだろう
少女の握るトリガーに　空薬莢が地を舞って
少女の全てが銃だけで　存在を否定されても
彼女の生きた証だから　続く限り音を奏でるだろう

『ネージュ。』
全ては無駄でなく、そこには確かに『生』があった。
しかし遠い未来これらは忘れ去られ
世界はただ無慈悲に、今迄と変わらず廻り続けて行く。
男は動かぬ手を動かし　天使の名を呼んだ。
少女と出会った時に聞いた　鎖が二人を縛り―――

『あなたのための光』

―空はいつまでも蒼く、世界は何時までも変わらない･･･

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル GrillettoHolic〜felicita della ragazza〜
公開日 2007/11/13
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 少女は一人だった。それはたとえ、傍に誰がいても、死ねば同じという事。彼女は世界という檻から逃げることはできなかった。何が起ころうとも、世界は当たり前の如く廻ってゆくから。
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