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蓮華
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作詞 E-L-E |
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乾いた冷光同じ時間<とき>に止まる
静かに伸ばした冷たい手で握り
抱いた深淵へと
契る言の葉 空へ咲かせて
赤い空映す
ガラス球がその色
失ったとしても
このまま綺麗に
全てを眠らせて
忘れてほしいと
小さい声で泣く
それを夢と笑う
鳥は羽を広げ空を凪ぐ
水底の音 色無く朽ちた哀歌
口ずさむは赤く染めた空蝉
散らさないで ここに眠る貴方の華
冷たく注ぐ涙で 咲かないで
笑わないで 私を抱きしめた世界
繋ぎとめる今を
乾いた血で踊る 盲目の蝶
幸せの翼を零し 月へ散った
そばにいてよ 私の我侭を聞いて
綺羅めいた川は歌を奏でる
沈む断片(かけら)
手を伸ばしても届かない
楽園へと廻る
私の夢にはずっと
貴方の想いが咲いて
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