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butterfly
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作詞 E-L-E |
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夜の闇に舞う 蒼い羽の天使
何処までもずっと 羽ばたいていくのでしょう
この穢れた世界から逃げ出すかのように
血に染まる手にはもう帰りはしないのでしょう
「楽園なんてないの・・・。」
ガラス球に映るその羽は
怖いくらいに輝いて
何処までも赤く黒い空はその姿を隠し笑う
目の前の景色赤くなった時空へと堕ちて逝く…
「月光に光るナイフは…距離を詰めて…。」
傷ついた体 深く長い痛み
月に蝕まれ 雫と溶けあって消えた
空に浮かぶ星たちはもう光らない
全てを消し去るように世界は眠りについた
「詩を謳いましょう…。」
震える体に生えた羽は
生まれ変わる為の旋律
紅を広げる雲はとうに全てを失ってしまっていた
希望なんてもうないのにどうしてまだ希望を求めるの?
「もう遅いよ・・・。」
―微笑む顔は全ての真実を認めたかのように…
―月光に研ぎ澄まされた刃を突きつけ…
―死神へと変貌した…。それはまるで世界を捨てた蝶の様に。
何処までも赤く黒い空はその姿を隠していく
目の前の景色赤くなった時空へと堕ちて逝く
紅を広げる雲はとうに全てを失ってしまっていた
希望なんてもうないのにどうしてまだ希望を求めるの?
「さようなら…そして…」
―最後の瞬間に見えたそれは・・・目の前の首を食らう天使―
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