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不機嫌ピアニストの御機嫌タンゴ
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作詞 E-L-E |
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ソファの上で 転がる身体 フリフリのレース 足をばたばた
奏でられる 波打つタンゴ 心が踊るの 笑みが零れる
貴方はつまらなさそうに 鍵盤を叩いていくわ
眉間に皺を寄せないで ぴょこぴょこ不機嫌尻尾
今更仕方ないでしょう
ほら白鍵を叩いて 月夜のスタッカート 四拍子
振り向いてもいいじゃない 猫背で黒鍵と向き合うの
さあ第二楽章よ 虜にさせるメロディ聞かせてね
二人きりのコンツェルトは満員御礼
素敵な一時
弾きたいように弾いていいわ 私はそれで満足よ
だから機嫌を直して
ほら黒鍵を叩いて 星夜のアニマートは二拍子
言葉じゃない言の葉に 無口な身体も揺れてるわ
さあ最終楽章 忘れられないメロディ響かせて
十分に満たないコンツェルト 素敵な夢
見せてもらいたい
明日もよろしくね
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