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子ライオン
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作詞 川柳 えむ |
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闇夜のサバンナを 独りきり駆け抜ける
その口にくわえられた 獲物を届けようと
守るべき大切な その為にライオンは
独り走り続けてる そこに影が訪れる…
放たれた火花散る 目を閉じてもう開かず
ただ帰りを待つ子が 想うと涙に変わる
生きる術を知らない 親を失ったライオンの子
生きる強さも知らずに 冷たく横たわる躯<からだ>抱く
闇夜のサバンナで 独りきり見上げてる
煌々と照らし出した 流れる子供の涙…
変わらぬ満月の 痛いくらいの光
思わず目を逸らす 想うと嗚咽に変わる
闇を独りで見つめてた 光を蔑んでいた君の
切り開いた未来の先 何色の空が開けていた?
ただ幸せを願って 想い出す涙に変わる
誰も何も嫌になり 耳を塞ぎ目を瞑っていた
全てを蔑んでいた君に 温かく差し込んだ光が…
独りで見ていた夢の 終わりを告げる朝を迎えて
差し伸べられたその手を 力強く握り返した…
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