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仮面
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作詞 川柳 えむ |
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「1人じゃない」
そんな言葉を
今、1人だと感じている自分が
たとえ嘘でも伝えられる筈がない
弱音を吐かないように 愚痴を吐かないように
頑張って自分を作っているんだよ?
誰も見えないトコロで
泣いてる自分がいるのに
そんな人間が 本当に
励ます言葉を見つけてやれない
逃げ場を探してるんだ
ずっと前から 今も
「…もういいや」
って投げやりになって
偽モノの笑顔を作る
「 『耳障りな笑い声』
『仮面を被った自分』
『明けない夜』
『代わり映えのない毎日』
『流す事を忘れた涙』 」
ボロボロの言葉を繋げて
作り出した拙い詩も
気丈を見せた裏側に 隠された叫びを
誰かの為に作り出したんじゃなく
見つけてほしかった
自分の為に
脆い自分を
悲しみの裏側に 隠された真実を
誰も知る事のない 扉の奥に
「1人じゃない」
なんて 伝えられない
偽モノの言葉の中に
織り交ぜた真実
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