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ひとりぼっちの舟
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作詞 myumyu |
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どうしてここまできたんだろう?
立ち止まって考えてみた 戦う相手は臆病な自分
いつもどこか怖かったんだ
見失いそうになるたび 崩れ落ちそうになるたび
正しいものはなんだろう?
どうしようもない不透明な世界
今 こうして 隣にいて
手をつなぎあっているのは確かなことなのに
この手離してしまったら
どこか遠くに消えてしまいそうで
壊れてしまいそうで
――そんな自分も嫌い
抑えきれない不安感
闇で見えない道の果て それを照らすランプも哀しい
消えないものはなんだろう?
不確かなものばかりの世界
今 思えば
歩んできた道 築いてきた事なんて
所詮 大したことないのだろう
この声 風に乗せたら
ヒラヒラと舞い散った
――ほら これも脆いもの
舟は海をまわりながら
たくさんの出会い 別れを知る
そして自分が何なのか 解いた瞬間 帆を張り
誰も知らない新たな旅にでてゆく
ひとりぼっちの舟にはきっと海は広すぎたんだろう...
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