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赤い月と僕の日
作詞 myumyu
東京の高層ビル
一人の少年が住んでいた

少年は昔からどうしてか
夜空を見るのが好きだった

「あのビルがなければなぁ」
「あのネオンがなければなぁ」
少年はずっと思っていた

ある日少年は驚いた
自分の上にあるものに

それは大きな月だった
キレイな赤い月だった

少年は手を伸ばす
届かないと知りながら
「もしかしたらしたら」と考えて

ねぇ おいで 話そう 大丈夫
僕はきみを傷つけないよ
この街も好きじゃないさ
だから 話そう そうだ
名前を教えてよ・・・
ハジメマシテ


少年は眠らずにそこにいた
ずっとずっとそこにいて

話しかけてた赤い月に
話しかけてた無言の月に

少年は不思議だが
眠くならなかった
理由は誰も分からない

ねぇ そうだ 今日は僕と君の
初めて出会った記念日にしよう
「赤い月と僕の日」だ
ねぇ いいでしょう? 
そして空は明るくなってく
マタアシタ


少年は次の日もその次の日も空を眺めた
でももう赤い月とは会わなかった
少年はまた一人な気がして
とても寂しくなって・・・泣いた


ねぇ 僕を 忘れてしまったの?
もう二度と会えないのかな
そんなことはないよね?
いつでも僕は待ってる
だから また 話そう
アイタイヨ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 赤い月と僕の日
公開日 2008/02/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント ストーリーっぽく仕上げてみました。
登場する少年は5・6歳の設定です。
myumyuさんの情報













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