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最後のダイヤモンド
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作詞 クロス・ロード |
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どれだけって言葉 信じて歩いてきただろう
君に向けた僕の それは今も価値のあるものだろうか
君にあげたダイヤモンド 今までのガキだった僕
それが綺麗だと思ってた
「きらきら光るのは嘘みたい。」
石ころのほうが全然、僕らしいって
そんな言葉がよっぽどきれいで
君らしすぎて、思わず互いに微笑んだ
「よそ見はしない。君だけ見てる」それがダイヤモンドだって
ただ「好き」って一言が石ころだって気づけなかった
「さようなら。」そっけない言葉が正解だと分かってるよ
でも最後くらいはかっこつけたい
ダイヤのような綺麗ごとだと思われてもいい
「またな。」
また逢える、そんな希望 それが僕からの最後の言葉・・・
押し付けた言葉なんて 今頃気づけたガキな僕
あの時は綺麗な最後だなぐらいで
久々に見る君の名前の携帯画面
一回のコールで出てくれた 君
今でも変わらず優しいその癖
どれだけ君らしいんだって 思わず微笑む
「ありがとう」や「好き」 溢れてくるのはダイヤモンド
けど石ころでなくちゃいけないんだ それが僕らしいんだ
「さようなら。」その正解を今度こそ告げた
「またな。じゃないから」
部屋の中にいるはずなのに 冷たい風で涙を流す
最後に聞こえた「ありがとう」
僕からのわがまま 分かってくれたんだなって
温かい涙を流す
心の中でつぶやく 最後のダイヤモンド
――ありがとう……
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