|
|
|
天空の見た夢
|
作詞 夜代紗都 |
|
数え年いつからか 小鳥は食べるものじゃないと
刃があれば 腕を切り落として叫べた
きっと誰もが飲み込んで
ここに来るまでに 溶かされた針はいくつもあった
羨望が 憎しみが どんなに染みていても
いつの日も どこにいても
許される罪があるはずの
言葉だけ 空にぬられた
歩けるだろう? その脚が躯を支える限り
歩けただろう? この空が蒼く澄んでいたあの日
いつまで罰を欲せばいいのか
答えは悲しいくらい真っ白なのだろう?
生まれたての炎は 水面を焼いて焦がしたけど
刃にさえも 腕は切り落とせず信じた
きっと誰もが泣いていて
今を知るまでに 突き刺さる針は数え切れなくて
今までと これからと あるわけもない場所と
いつだった? どこかにいた?
許されぬ罪を罵って
言葉さえ 殻に生まれて
歩けるだろう? その脚が躯を支える限り
歩けただろう? この空が蒼く澄んでいたあの日
いつまで罰を受ければいいのか
答えは悲しいくらい真っ白なのだろう?
羨望が 憎しみが どんなに染みていても
いつの日も どこにいても
許される罪があるのなら
泣かないで 帰っておいで
知ってるだろう? 幻が答えを隠したこと
知ってただろう? 思い出にずっと泣いている君を
同じく罰を欲している人が
答えを虚しいくらい壊していくだろう?
笑えるだろう? 全ての楔はとけてしまったから
帰れるだろう? この空の蒼さ染みとおる傷に
いつまで罰が必要だったか
答えは悲しいくらい鮮明だっただろう?
|
|
|