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林檎の丘のレディ
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作詞 夜代紗都 |
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レディ、嗚呼そこにいるのか 僕は君に恋をした
緑の原っぱで 1人で笑う君の瞳が
焼き付いて離れないんだ
そらはきれいなみずいろ
君はさえずる小鳥を眺めながら
手の中の甘酸っぱい実をかじる
林檎の丘には 優しい風が吹いていた
出会ったあの日 君はどうして
あんなに泣いていたのだろう?
想いまるごと 抱きしめてあげる
優しいおんなの子 君をもっと教えてよ
生まれてきたあの日と 今ここにいる体
なみだのわけと一緒に 愛で包もう
レディ、空を見てたのか 君はいつも不思議な子
僕の隣で 無邪気に笑う君の声は
小さく泣いているようで
そらも海も街の空気も
君は知らずに一人で生きたと言う
僕だけは知ることができる笑顔
林檎の丘には 幸せな君が居るだろう
なのに何故なの 君はどうして
心から笑ってくれない?
消せない傷も 抱きしめてあげる
悲しいおんなの子 瞳の奥に宿して
生まれた喜びより 寂しかったんだね
明日を君にあげたい 傍にいるよ
レディ、どうか泣かないで 君は優しすぎるから
出会ったあの日 君は嬉しかったのだろう?
世界を初めて見たのだから
命を賭して 抱きしめてあげる
儚いおんなの子 君をもっと伝えてよ
生まれてきたあの日と 確かに歩むいのち
世界を君と歩いて 愛で包もう
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