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いつまで
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作詞 夜代紗都 |
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鏡を割って
手についた傷を嘆く
剣(つるぎ)さえ握れた筈の
柔らかな指
緋色の夢に
縋ることをしないだけの強さを
ただ欲していたの
全てを忘れる為に
なのに 君がいた場所が
ねぇ見つからない
空のまばゆさが
思い出せない
誰か あの名を言って
醜い様を責めればいい
どうか私を許さないで
嘘をつかせた瞳の
同じ輝きを知らぬまま
痛み 伏せて 泣いた
泣いてた?
いつまで 残り香 後を引いて
全ての闇が
ねむる空の色なら
夜を越えれば何度でも
青空を映せた
小さな背中に
後付した全てのイメージ
泣き方も忘れる
無様な血のつながり
ぜんぶ遠ざかってゆく
ねぇ 逝ってしまう
こんな闇の中
私を遺して
もっと ずっと辛かったの?
醜い様を責めればいい
どうか私を許さないで
嘘をつかせた瞳の
生きる煌きは消えたまま
そっと 触れた ひかり
優しさ
いつまで 答えは無いまま
私は君を思い出せるかな?
同じ輝きを懐かしむ
嘘をつかせた瞳で
たしかに君は生きてきた
痛み 伏せて 泣いて
醜い様を責めないのなら
せめて私を許さないで
いつか 触れた ひかり
この空が
いつまで 君を求めても
どうか私を許さないで
いつまでも
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