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つるぎの雨
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作詞 夜代紗都 |
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あつく甘く したたって
体中が 流れ出る
濡れた声も 信じずに
遠くで見た 薄れる姿
降りしきりながら 突き刺すきょうきから
晒された白い頬を 私は護らない
踊れよ踊れ 艶やかに
幾度転んでも立ちなさい
まわれよまわれ
許さないから
骨が砕けてもやめないで
殺してもいいのよ
居場所なんかないでしょう?
赤くからく 溢れ出て
枯れた喉が 泣き叫ぶ
腫れた腕も 触らずに
私が見た 無様な姿
足がもつれても 雨は降り止まない
晒された白い頬に 華麗に咲き乱れ
踊れよ踊れ 艶やかに
幾度転んでも立ちなさい
まわれよまわれ
許さないから
骨が砕けてもやめないで
踊れよ踊れ
泣けないのなら
痛みを知るまで息を上げ
まわれよまわれ
私よ まわれ
雨に砕かれて死ぬまでは
意味なんかないのよ
さよならも言えないでしょう?
殺してもいいのよ
居場所なんかないでしょう?
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