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流刑
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作詞 幻雅 |
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瞳 開く 黒 夢 一夜
感ず 吐息 濡れて 明け方
声 雫 溢れ
初めて感じた そうびの華の香
舞って 散って 頬 胸 君
君思ひて朽ち逝くならば
我身果てしも華となろう
然さりとて君を愛慕す此の胸は
永久に変わらず君へと寄り添う
小指 約束 君 嘘 壱つ
重ね 傘を 揺れて 夜闇
問う 胸 温度
鼓動 鳴り止む事無く
唇硬くかみ締めた 君の髪の香に
堕ちて 絡む 腕 指 舌
世は許すまい 愛執 禁断
それでも尚君を 求め抱く罪
消えぬとも構わぬ 首筋 花びら
背に残る爪跡
世は嗤うだろう
罵りなど苦に及ばず
厭わぬは君思う故
掬ばれる事などありはせぬと
左脳が理解していようが
右の慾は 君を欲する故
君思ひて朽ち逝くならば
我身果てしも華となろう
然さりとて君を愛慕す此の胸は
永久に変わらず君へと寄り添う
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