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掠奪哀
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作詞 幻雅 |
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哀色の空に白く浮かぶ月に見据えられ
積ミな思いに駆り立てられて君を求む。
繋がりかけてた心は知らない影に断ち切られ
指先を繋いでいた紅い糸は奪い去られた。
何処にも行き場の無い僕の感情は妄りで
行方の解らない君の真情 教えてよ……
ねぇ 嫉妬は醜いですか?
嗚呼 だけどそれも君のせい。
そう 抱き締めて魅せる
また再びこの腕で 放さない。
鏡の奥に映る狂気に呑まれていく
無常にも儚い願い。
君は赦してはくれないだろうけれど
犯して仕舞いそう 罪 君の好きな深紅
病ミ色の空に赤く魅える月に唆され
崩れた思いに追い立てられ紅血を求む。
奪われた愛を取り戻すためだけに
頬を伝う紅い滴りに身を任せる。
罪に濡れた刃を潜めた僕の感覚は幽かで
涙が滲んでる君の心情 答えてよ……
ねぇ 嫉妬は哀しいですか?
嗚呼 だけどそれは愛のせい。
そう 抱き締めて欲しい
また再びその腕で 赦して欲しい。
もう二度と逢えないとしても
どうか愛していて欲しい
罪重ねた愛、あの日の温もり忘れない。
堕ちる 意識 ただ朦朧と
僕はもう君の元に 帰れない
だから謝ることも出来ないだろう
君の隣に居れた日々 幸せでした
左様なら 愛してくれていた人。
僕が唯一愛せた人。
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