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銃。
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作詞 +流+ |
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いつのまにか 僕は 君に銃をむけていた。
薄れた感覚の中 点滴の落ちる音が響く病室
すべてのことが嘘に思えて 逃げ出したかったあの頃。
其れが故に僕は 霞のように消えていった君を 許せなかったのだろう...
全てが呆れて存在を拒否するような孤独感
此ノ世が嘘だと 信じていたあの僕。
僕が拒否していただけに過ぎないのに 勘違いも甚だしく
それでも君は 僕に心を許して 最後まで 一緒に
安心して眠った君
其れさえも嘘だと 信じた 僕。
僕の壊されていく心を
1人で直そうとしていた君
僕の震える手をとり、最後に微笑んで...
薄れた感覚も 今は鮮明な像を描いて
周りを見渡しても もう君(の心)は此処に 居なかった。
居るのは 容だけの 君。
綺麗に治された心も
また君によって破壊された
何も知らずに 隣で微笑む、君から目が離せなくて...
気づけば 僕は 君に向けた銃を...
(銃声)
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